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明治大学国際日本学部の英語の難易度は?対策やオススメ参考書を現役明大生が伝授

「明治大学の国際日本学部に入りたいんだけど、英語はどれくらい取れなければいけないの?」

「英語が苦手なんだけどどうやって対策すれば良いの?」

という方に向けて今回は、偏差値40台から1年で明治大学国際日本学部に合格した私が、明治大学国際日本学部の英語の難易度や対策方法を伝授していきたいと思います。

明治大学国際日本学部の英語試験の傾向

国際日本学部の入試方法は、

  • 学部別入試(3科目方式)
  • 学部別入試(英検利用)
  • 全学部入試
  • 共通テスト利用入試

の4種類あります。

おそらくこの記事を読んでいる人の多くは学部別入試(3科目方式)で受験しようとしている人が多いと思うので、今回はその入試方式の英語試験について焦点を当てていきたいと思います。

時間と配点

国際日本学部の英語の試験時間と配点は以下の通りです。

配点試験時間
200点(450点満点)80分

配点は3科目で450点満点中の200点ということで、英語の比重が大きいことがわかります。

大問数は5題なのに対し、試験時間は80分とそこまで長くありません。

また国際日本学部の5つの大問のうち2題が長文、1題が会話長文と、文章量が非常に多いのが特徴的です。

国際日本学部の英語の難易度は?

先ほど、国際日本学部の英語の分量は多いと伝えましたが、長文の難易度の面で言ったら大学入試の中でも標準レベルとそこまで高くはありません。

個人的には同じ明治大学でも、商学部や経済学部の方が試験問題の難易度的には高い気がします。

ただし、試験時間に対する問題数や分量は非常に多いため、時間配分の工夫をする必要があります。

試験時間の80分うち、長文2題に使える時間は50分ほどが望ましいです。

残り30分を使って会話長文や語彙問題を解き切れるようにしましょう。

目標点は8割

国際日本学部の英語試験の難易度はそこまで高くないが故に、高得点を取る人が多いです。

国際日本学部に受かる人の多くは英語の試験で8割をとります。

ちなみにこちらが直近の国際日本学部の合格最低点です。

年度合格最低点得点率
201835178.0%
201935278.2%
202033273.8%
202134276.0%
202233875.1%
202335478.7%

私自身も、自己採点では英語の試験は8割を超えていました。

8割と聞くと非常に高いように感じますが、国際日本学部の英語の出題方式は記述が少なく、問題自体も癖のあるものはあまり出ないので、基本的な英語力のある受験生の場合、過去問を解いて傾向に慣れればそこまで苦労せずに超えられる点数です。

国際日本学部の英語の対策方法

国際日本学部に合格するには特別な試験対策をする必要はありません。

しっかりと単語や文法などの基礎的な部分を固めて、解釈をして長文を読めるように慣れば問題はありません。

ですが、多くの受験生にとって意外と穴となっているのが、文法の部分です。

長文が読めないのは文法のせい?

おそらく多くの受験生はネクステージやビンテージなどをやりこんでいるため、4択問題を解く文法力はあると思います。

しかしながら、長文読解のために必要な文法力をしっかりと身につけられている受験生は意外と少ないです。

例えば、下の英文をしっかりと解釈することはできますか?

Which additional information would be the best to further support Lee’s argument for spaced learning?

2023年度共通テスト 第4問 問5 設問

注目してほしいのは、「the best to further support」の部分です。

答えは、「リーのスペースドラーニングに関する主張をさらに補強するために最適な追加情報はどれですか?」です。

この設問にはどのような文法が使われているか分かるでしょうか。

文法に自信があるという人でも、意外と見落としている部分かもしれませんが、これは分離不定詞と言われる文法事項で、大学入試用の文法書にも載っています。

ですが、文法が得意だと自負している人の中にも分離不定詞が使われていることに気づいて、訳に落とし込めている人は少ないのではないでしょうか。

しかもこの文法事項が共通テストに使われているのですから、もしこの分に分離不定詞が使われていることに気づけなかった人は、もう一度文法学習に力を入れた方が良いかもしれません。

このように、毎日長文を読んでいるのにも関わらず、なかなか長文読解が得意にならない人の特徴として、文法が疎かになっているからという可能性が高いです。

したがって、国際日本学部に合格するためにしっかりと文法の基礎を固めることを徹底しましょう。

オススメの参考書

最後に国際日本学部を受験しようとしている人にオススメの英語参考書を紹介していきます。

【①, 真・英文法大全】

先ほども伝えましたが、英語長文をなかなか読めない人の特徴としては文法や単語などの基礎を疎かにしている人です。

単語に関しては自分が得意でないことを気づきにくいのですが、文法に関してはやっているつもりになっていて、自分が苦手だと気づいていない人も多いです。

そこでオススメなのが英文法大全です。

英文法大全は、英文法の本質をついた説明がされており、解説を読んだだけで文法を暗記ではなく自分の頭で理解することができます。

また、著者の関正生先生は毎年日本の有名大学の入試英語を全てチェックしており、入試問題を分析しているため、近年の入試傾向を把握した上で、これからの入試に必要な文法を取り扱ってくれており、もちろん先ほど紹介した分離不定詞の解説もされています。

英文法が得意だと思っている人も、ぜひこの英文法大全を買ってみてください。

【②, 英語長文ポラリス2】

次にオススメの参考書は英語長文ポラリスです。

英語長文ポラリスに収録されている英文は、近年の入試英語の傾向を反映した英文ばかりです。

具体的に近年の英語長文の傾向というと、

  1. 分量が多い
  2. 最新のテーマが扱われている(アフターコロナやChatGPT)
  3. 単語も新しい(つまり定番の単語帳には載っていない)ものが出題される

などがあります。

もちろん国際日本学部に出題されている長文も新しいテーマのものが出題されます。

そこで、最新の英文が収録されている英語長文ポラリスをやることによって、これらの特徴を押さえている長文を解くことができるため、過去問を解く前に行う参考書としてはピッタリなわけです。

まとめ

今回は明治大学国際日本学部の英語の試験の傾向や難易度、対策方法やオススメの参考書について紹介しました。

まとめると、

  • 配点は200点で試験時間は80分
  • 難易度自体はそこまで高くなく、8割はとりたい
  • 長文を読めていない人の多くは英文法の基礎が固まっていない人が多いので、改めて文法を学習し直そう

となります。

明治大学の国際日本学部を目指している人は、私の実体験をもとにした国際日本学部の雰囲気を消化した記事もあるので、興味のある方はぜひ読んでみてください!

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それではまた次の記事でお会いしましょう。

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