早稲田大学や慶應義塾大学は言わずと知れた日本の超難関大学です。
ですので、
「早慶合格するために塾や予備校に通う」
という人は非常に多いと思います。
しかし受験生の中には家庭の事情で塾や予備校に通う事ができない人もいるでしょう。
私もそうでした。
しかし私は、予備校なしでも基本的に参考書学習だけで1年間勉強した結果、MARCHに合格する事ができました。
それに関しては下のブログで紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
参考書だけの学習であれば、予備校に年間100万円以上払う必要はありません。
つまり、超コスパ良く早慶を目指す事ができるのです。
しかし、
「どの参考書をやればいいかわからない」
と感じる人は多いと思います。
ですので、今回は塾や予備校なしで早慶に受かるための英語参考書14選を紹介していきたいと思います!
英単語
受験勉強のみならず、英語学習の根幹をなす英単語。
もちろん、早慶に受かりたい場合も英単語をかなり多く覚える必要があります。
最初の英単語帳はこの中から選ぼう!
【ターゲット1900】
- シンプルでオーソドックスなデザイン
- スマホ用アプリで英単語を確認することもできる
- 単語の音声を聞くこともできるのでリスニング対策にもなる
【システム英単語】
- ミニマルフレーズでよく出る表現と一緒に単語を覚えることができる
- 多義語がまとまっている
- イディオム(熟語)も収録されている
【必携英単語LEAP】
- 英語4技能(読む・聞く・話す・書く)の力を身につけることが可能
- 解説が詳しく、英単語の意味の意味の本質をおさえることが出来る
- 頻出表現を覚えることができる
早慶に受かりたい場合は2冊目の英単語帳も必要
早稲田・慶應に受かりたい場合は、上記で紹介した英単語帳のどれか一冊を完璧にするだけでは、どうしても問題を解ききれないことが出てきてしまいます。
ですので、よりレベルの高い単語が収録されている単語帳を2冊目の単語帳として買うことが必要になってきます。
そこでオススメなのが、
【SPARTA3】
です。
- スタディサプリの超人気英語講師、関正生先生の単語帳
- 時事的な内容の長文にも対応できる単語が収録されている
- 実際に難関大学の入試で出題された単語が載っている
【速読英単語 上級編】
また、長文の中で英単語を覚えたいのなら、速読英単語の上級編をオススメします。
英単語の2冊目に取り掛かるタイミングは人それぞれですが、
「MARCHレベルの長文は読めるようになったけど、早慶の長文では難しい単語があって読めない」
と感じる人が多いのではないでしょうか。
そのタイミングで速読英単語の上級編を取り組むことによって、単語力を上げるだけでなく、長文を読む練習にもなります。
- 長文の中で英単語を覚える事ができる
- 単語力を上げると同時に、長文を読む練習にもなる
- 長文を通して、英単語を推測する力をつける事ができる
以上、最初に紹介した3冊のうちの1冊と『SPARTA3』、あるいは『速読英単語上級編』のうちどちらか1冊の合計2冊の英単語帳を完璧にする事ができれば、他の受験生に英単語で劣ることはありません。
熟語帳はターゲットか速読英熟語
【英熟語ターゲット】
- ターゲット1900と同様、スマホアプリで音声を聞くことが出来る
- 単語帳と同じ要領で熟語を覚えることができる
- ポイント解説が丁寧で分かりやすい
【速読英熟語】
- 長文の中で英熟語の使われ方を覚えることが出来る
- 長文の音読教材としても最適
- 無料音声をダウンロードすることでリスニング対策にもなる
熟語帳は2冊目をする必要が特にないため、今紹介した2冊のうちどちらか1冊を完璧にすれば問題はありません。
私が受験生の時には、ターゲットよりも速読英熟語の方が長文の中で英熟語の意味を知ることができたので、覚えやすいと感じていました。
しかし、これは個人差があるものなので、受験生のみなさんの好みで選んで全く問題はないと思います。
文法
次に早慶に合格するための実力をつけることが出来る文法の参考書を紹介したいと思います。
また、今回は早慶志望の人に向けた参考書の紹介になるので、中学レベルの易しい内容の参考書ではなく、大学入試基礎レベルから少し難易度の高めの参考書を紹介していきます。
また、文法の参考書の中には「網羅系参考書」と呼ばれるものと「レベル別参考書」というものがあります。
基本的に自分に合う方を選べばどちらともやる必要はないのですが、
どっちをやればいいかわからない、、、
という受験生も多いのではないかと思います。
ですので、今回は網羅系参考書とレベル別参考書の代表的なものを紹介しつつ、それぞれのメリットデメリットを紹介したいと思います。
網羅系参考書
【Next Stage】
王道の英文法の参考書として有名なのが『Next Stage』なのではないでしょうか。
同じ網羅系参考書の中には『Vintage』や『scramble』なども含まれますが、今回は最も受験生に使用されているであろう『Next Stage』を紹介させていただきます。
問題数が1600問とかなりボリュームがあり、この一冊を完璧にすることができれば、文法においては問題ありません。
しかしデメリットとして、問題数が非常に多いので途中で挫折してしまう人もいるということです。
【メリット】
- 問題数が1600問とかなり多く、一冊完璧にすればかなりの文法力がつく
- 文法以外にもイディオムや会話表現など、幅広い問題を解くことができる
- 英作文などに知識を活かすことができる
【デメリット】
- 問題数が多すぎて、途中で挫折してしまう可能性がある
- 解説が分かりにくい部分がたまにあるため、納得して次の問題を解くことができない
- 文法の基礎知識があまりない状態で取り組むと全く意味のないものになってしまう
レベル別参考書
【関正生の英文法ポラリス】
レベル別参考書として近年人気なのが、『関正生の英文法ポラリスシリーズ』です。
英単語帳で紹介した『SPARTA3』と同じ、関先生の文法書となっています。
ポラリスの良い点としてはやはり解説がとても分かりやすい点でしょう。
関先生のスタディサプリの授業を見たことがあればわかると思うのですが、文法をただ覚えるのではなく、しっかりと論理的に説明をしてくれます。
したがって、授業そのものが理解しやすいのは当然のこと、授業の内容自体も忘れにくいという最強の授業だと個人的に思っています。
その内容を本にしたのが英文法ポラリスシリーズとなっています。
英文法ポラリスはレベルごとに3冊の本に分かれているため、現在の自分の文法力に合わせて選ぶことも可能です。
【メリット】
- 一問一問の解説が丁寧で分かりやすいので、一冊でアウトプットだけでなく、インプット教材として利用することもできる
- 無料音声がついてくるので、リスニング対策をすることもできる
- 一冊における問題数が網羅系参考書よりも少ないため、短い時間で効率的に文法を勉強することが出来る
【デメリット】
- 網羅系参考書よりも問題数は少ないため、「とにかく演習をしたい」という人には不向き
- レベルによって参考書が別々なので、全てをやろうとするとお金がかかってしまう
ランダム問題集
多くの英文法参考書や問題集では、分野ごとに問題が出されるので実践的な文法力を身につけるには工夫が必要です。
そこで、先ほど紹介した網羅系参考書がレベル別参考書のどちらかを完璧にしたら
【英文法ファイナル問題集】
に取り組むことをオススメします。
英文法ファイナルでは分野ごとの出題ではなく、ランダムに問題が出されるので、より実践に近い形で文法の演習をする事ができます。
さらには、4択の選択問題だけでなく並び替え問題・正誤問題・同音異義語問題・言い換え問題・会話問題などさまざまな出題形式を網羅されているので、志望校に特徴的な出題
また、解説も丁寧なので忘れている部分の穴埋めをする際にも便利な参考書となっています。
- 実践的に文法学習をする事ができる
- さまざまな出題形式の演習をする事ができる
- 問題数が多いため、演習量をこなしたい人にもオススメ
英文解釈
【ポレポレ】
早慶受験生が取り掛かる参考書の代表格と言っても過言ではないポレポレ。
通常、英文解釈の参考書は長文演習の前に取り組むべきなのです。
しかし、ポレポレに関しては収録されている英文のレベルが高いものが多いため、MARCHレベルの長文がしっかりと読めるようになってから取り組むことを強く推奨します。
また、ポレポレの著者の西きょうじ先生が自身のYouTubeチャンネルで、解釈の解説動画を配信しているので、それを見て理解を深めることも可能です。
もし、ポレポレをやる以前の英文解釈の参考書を困っているなら、
【入門英文解釈の技術シリーズ】
をやることをオススメします。
この参考書はポレポレより基礎的な内容を取り扱ってくれるため、英文解釈を全くやったことのない人にオススメします。
解説が丁寧で問題数も70〜100問(付録問題も合わせると140〜200問)と多いため、演習にもぴったりの参考書となっています。
長文読解の手前にやる参考書としてはぴったりですので、
英文解釈の技術シリーズ→MARCHレベルの長文→ポレポレ→早慶レベルの長文
という順番で解釈を進めるのが良いと思います。
長文
【関正生のThe Rules英語長文シリーズ】
英語長文に関してはまず最初に『関正生のThe Rules英語長文シリーズ』をやることをオススメします。
このシリーズの問題集は、長文読解における「構文解析力」「読解力」を身につけることが出来るだけでなく、問題の「解法」を知ることができます。
問題の解説の際に、英語長文をあまり解いたことがない人のために「この問題はこのような手順で解くことができる」という、英語長文を解く上での「ルール」を事細かく書いてくれています。
ですので、次に同じような問題が出題されたときに、対応する力をつけることができます。
このシリーズの本はレベル別に4冊分かれており、今回紹介したのは最もレベルの高いレベル4になるので、自信のない方はレベル2や3をやってからレベル4に挑戦すると良いでしょう。
- 問題を解くための「ルール」を知る事ができる
- スタンダードな問題から特徴的な形式の問題など様々な出題のされ方をした問題を解く事ができる
- 無料音声がついている上に、スピード調整も可能なので音読やリスニング対策に向いている
The Rulesシリーズで英語長文の解法を学ぶことができたら、次にやるべきは、
【関正生の英語長文ポラリスシリーズ】
です
英語長文ポラリスは近年の入試問題の出題傾向をもとに作られた、最新の英語長文問題集なのです。
近年の大学入試における英語長文では、時事的な内容の話が出てく出てくる事が多いです。
このポラリスでは、まさに今入試でホットなテーマの長文を取り扱っているので、過去問に取り組む前にこの問題集をやっておくことで、似たような内容の長文に対応する事が可能です。
また、The Rules同様、無料音声がダウンロード可能なので、リスニング対策だけでなく音読時に有効活用することもできます。
- 最新の入試家の出題傾向に合わせた問題が収録されている
- 解説が丁寧で、文章全てにSVOCや構文解説がついているので、復讐もしやすい
- 無料音声がダウンロード可能(ただし、The Rulesとは違って音声のスピードを調整することはできない)
まとめ
以上、早慶に受かるための英語参考書14選でした。
今回紹介した参考書を完璧にこなす事がでれば、塾に通わずとも早慶に合格することは十分可能だと思います。
受験生の皆さん、勉強頑張ってください!
また、
「英語は大丈夫そうだけど他の科目が怪しい、、」
という人がいましたら、日本史の勉強方法を紹介した記事もあるので、ぜひそちらもご覧ください!