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【速報】桐島聡が死亡 時効は停止中だった? 50年にわたる逃亡生活とは

本日昼頃、桐島聡を名乗る男の容態が急変し、そのまま死亡が確認されたとのニュースがありました。

これを受けて桐島聡は何をした人物なのか、事件発生から50年経つがなぜ時効にならないのか、50年にわたる逃亡生活はどのようなものだったのか、についてまとめたのでぜひ最後までご覧ください

桐島聡は何をした?

連続企業爆破事件

画像元:(朝日新聞デジタルより)

桐島聡は1974,75年に起きた東京・銀座にあった「韓国産業経済研究所」のビルに爆弾を仕掛けて爆発させた「連続企業爆破事件」の実行犯で爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されていた人物です。

桐島の所属していた「東アジア反日武装戦線」の”サソリ”メンバーで、事件に関連する人物で唯一度も逮捕されていなかった人物とされています。

その後半世紀に渡り逃走

桐島聡は、東アジア反日武装戦線の主要メンバー7人が逮捕された1975年5月に逃亡を開始しました。

桐島聡は全国指名手配犯ではあったものの事件発生から49年が経つ2024年の1月まで身を潜めていました。

一時は海外に潜伏していたものの、桐島本人が「最期は日本がよかった」という旨の発言をしており、神奈川県内の土木会社で「内田洋」という偽名を使い、数十年にわたって住み込みで働いていたことのことです。

桐島聡容疑者は、1975年から全国指名手配されており警察庁重要指名手配犯のうち逃走期間が最も長い容疑者とのことです。

神奈川県藤沢市内の病院で自白

桐島聡は偽名の「内田洋」を使って横浜の病院に通院していましたが、2024年1月25日に病状が悪化し病院に運ばれ、「自分は桐島聡だ」と自白しています。

自白の理由は桐島容疑者が末期がんで重篤な状態だった時に「最期は本名で迎えたかった」という希望があったからとのことでした。

その後の1月29日に容態が急変し、桐島聡は同病院で死亡が確認されました。

桐島聡の時効は停止中?その原因とは

おそらく多くの人は「50年も前に起こった事件なのに、まだ時効は成立していないのか?」と疑問に思うのではないでしょうか。

それについて詳しく調べてみたので紹介しようと思います。

時効が停止していた

2010年に公訴時効が撤廃が撤廃される前までは殺人罪などにも時効が存在していたのですが、桐島の場合時効が停止していたため指名手配犯として50年間逃亡し続けていました。

では、なぜ時効が停止していたのでしょうか?

共犯者が海外逃亡をした為、時効が停止していた

桐島の時効が停止していた理由としては彼と事件を共謀した大道寺あや子容疑者が、日本赤軍が1977年に起こしたダッカ日航機ハイジャック事件において超法規的措置で釈放され、その後国外逃亡したからというものでした。

このため、刑事訴訟法第254条2項「共犯の一人に対してした公訴の提起による時効の停止は、他の共犯に対してその効力を有する」が適用され、桐島の時効も停止されてるのでした。

桐島容疑者の時効は、事件を共謀したとして逮捕・起訴された大道寺あや子容疑者(75)が、日本赤軍がインド上空で日本航空機をハイジャックした「ダッカ事件」(77年9月)で超法規的措置で釈放され、国外逃亡したことから停止している。
共犯者の公判中は時効が停止するという刑事訴訟法の規定に基づくもので、公安部が行方を追っていた。

引用元:毎日新聞

半世紀にわたる逃亡生活

保険証がなく、銀行口座も開設できなかった

桐島聡によると、給料は現金でもらっており保険証をはじめとした身分証がないので、銀行口座などを開設できなかったと推測されています。

容疑者死亡により、真相究明は不可能に

しかし、1月29日に死亡が確認されたため、それ以外の逃亡生活についての詳細は不明とされています。

事件を調査してきた警視庁公安部も事件の真相が究明される前に桐島が亡くなったしまったことに対してかなり

現在は桐島の逃亡生活中に関与のある人物から情報を集めて詳細を辿っていくのではないかと考えらるでしょう。

桐島聡は逃げ切ったと言えるのか

桐島聡は50年に渡って逃亡生活をし、死期を迎える直前に自分が指名手配犯であることを自白認め、一部では「桐島聡は逃げ切った」や「実刑を受けず、実質勝利宣言である」といった反応がある一方真逆の反応もあるとのことです。

X(旧twitter)での反応

まとめ

以上、まとめると

  • 桐島聡は「連続企業爆破事件」の実行犯
  • 共犯者の大道寺あや子容疑者が海外逃亡をし、時効が停止した
  • 保険証がなく、銀行口座も開設できないなどの壮絶な逃亡生活を送っていた
  • ネットでは「桐島聡は勝ち逃げ」やそれとは真逆の意見もある

とのことでした。

今後事件の真相が究明されることを祈るばかりですね。

ではまた次の記事でお会いしましょう。

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