これから留学に行こうとしている人の中には、荷物がスーツケースが1つだと収まり切らなそうという悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか?
滞在期間が半年ほどの場合ならまだしも、半年以上の長期留学をしようとしている人の場合、必要な衣類が増えたりするため荷物が多くなります。
また、日本から調味料や日本食を持っていこうとすると、もはや1つのスーツケースでは収まりらない量の荷物になってしまうでしょう。
そこで今回は、長期留学においてスーツケースは2つ必要なのか、スーツケースを持って行く際に気をつけるべきことなどを紹介していきたいと思います!
長期留学に行く場合でも、スーツケースは1つにしておこう
結論から言うと、もし留学期間が長い場合でも持って行くスーツケースの数は1つにとどめておきましょう。
その理由は主に二つあり、一つ目の理由が「危ないから」で、もう一つが「持ち運びが大変だから」です。
理由①:危ないから
海外は日本と違って、荷物に目を離していても安全ということは少ないです。
ですので、スーツケースを2つ以上持って行ってしまうと、全ての荷物に気を向けることができず、気づいたら自分の荷物が盗難されているなんてことも十分にあり得ます。
また、荷物をたくさん持って行っていると、それだけスリに狙われやすくなります。
ですので、長期留学をする際にも持参するスーツケースは1つまでにしておくことをオススメします。
理由②:持ち運びが大変だから
スーツケースを2つ以上必要なほど荷物を持っていくと、それだけ移動が大変になるのは想像できると思います。
特に、海外では日本のようにどこの場所でもエレベーターやエスカレーターがあるとは限りません。
階段を上り下りする際に、両手に数十キロあるスーツケースを抱えるのは危険ですし、1つ目の理由と重なる部分がありますが、困っているあなたをみかねて助けてくれたと思ったら、そのまま荷物を取られてしまうなんていう事態も考えられます。
海外留学にはトラブルがつきものですので、油断はい一切せず自分の安全を第一に考えて、留学前の準備段階でもしっかりと防犯対策を意識しましょう。
どうしても荷物を多く持っていきたい場合は、片手が開く工夫をしよう
いくら防犯のためスーツケースは1つだけにしておくべきと言われても、留学地域によっては防寒着など荷物がかさばりやすいものを持っていかなければいけないので、どうしてもスーツケース一つでは収まり切らない。
という意見もあるのではないでしょうか。
確かにこれはごもっともな意見で、防寒着を持っていかなければいけない人や、どうしても日本食や日本の調味料を持っていきたい人もいるのではないでしょうか。
そんな人は、「キャリーオンバック」というスーツケースの上にバッグを乗せ持ち運ぶために作られたトラベルバッグを利用するなど、移動の際に絶対に片手が開くような工夫をしましょう。
また、洋服などは衣類用の圧縮バックに入れて出来るだけかさばるのを防ぐ工夫をすることで、より多くの荷物を収納することができます。
半年以上の留学に行く場合は100Lのスーツケースを持っていこう
いくら荷物を減らしたり、服を圧縮してスペースを作っても、スーツケースの容量があまり大きくなければ元も子もありません。
ですので、半年以上滞在予定のある人は100Lのスーツケースを持って行くようにしましょう。
また、スーツケースを選ぶ際に容量以外で気をつけるポイントは以下の通りです。
- 防犯性
- 丈夫さ
- キャスター
防犯性
防犯性に関しては、鍵がついているものを選ぶのはマストです。
また、本来中身の飛び出し防止に使うスーツケースベルトを防犯のために使うことをする人もいます。
最近では、ロック付きのスーツケースベルトもあるので、防犯目的でしようする人も増えているのかもしれませんね。
空港などで自分の荷物を見分ける目印にもなるので、スーツケースベルトを買うのはオススメです。
丈夫さ
海外の空港では、スーツケースを乱暴に扱われて中に入れていたものが壊れてしまったという事態もあります。
ですので、そのようなことを防ぐべくスーツケースはできるだけ丈夫なものを選ぶのが良いでしょう。
素材が強化プラスチックのものは、他のものよりも頑丈で衝撃を吸収してくれるので、迷っている方は、強化プラスチックの使われているスーツケースを選ぶことをオススメします。
キャスター
キャスターは2つよりも4つ付いていた方が、スーツケースを立てながら持ち運ぶことができるので、4つのものをオススメします。
また、移動する際に音がデカくて気になる人は、ゴム製のキャスターや静音効果あるキャスター付きのスーツケースを選ぶようにしましょう。
まとめ
今回はこれから留学に行く人に向けて、スーツケースを2つ持って行くべきか、便利グッズなどを紹介しました。
まとめると
- 防犯面、持ち運びのしづらさからスーツケースを2つ以上持ち運ぶのはオススメしない
- どうしても荷物の多い場合は、キャリーオンバックや圧縮パックなどを利用して、片手が開くための工夫をしよう
- 留学期間が長い場合は100Lの容量のスーツケースを選ぼう
- スーツケースを選ぶ際には防犯性・丈夫さ・キャスターに気をつけて選ぼう
となります。
留学前のパッキングの段階から留学は始まっていますので、今回紹介したことを意識して留学準備をするようにしましょう。
それではまた次の記事でお会いしましょう。